塗装により、金属の高級感・重厚感を!蒸着塗装をご紹介します。
以前、特色塗装通信でご紹介した「蒸着塗装」「ハーフ蒸着」。おかげさまで、蒸着塗装についてのお問い合わせを多くいただいています。今回は、あらためて蒸着塗装についてご紹介します。
金属のような見た目に仕上がる「蒸着塗装」
写真のグラスは、いずれも蒸着塗装を施したものです。
このように、金属のような鏡面に仕上げられるのが蒸着塗装の特徴です。特にお問い合わせが多いのはグラスやコップ、瓶などですが、その他、化粧品の容器など、さまざまなものに対応できます。
<対応可能な素材>
ガラス・樹脂(プラスチック)など
こちらは小瓶の内側に蒸着塗装を施したもの。内側に塗装を施すことで、外側の透明感を活かした仕上がりになります。
基本の蒸着塗装いろいろ
蒸着にはさまざまなものがあります。
金属により、ベースとなるシルバーの色合いに多少の違いがあることがわかると思います。そのままの色合いを活かす他、上からさらに色の塗装を施すこともできます。本記事の最初に載せた写真はブルーとピンクの塗装を上から施したものです。
こちらはチタンを蒸着させたもの。チタンの蒸着は他ではあまりありません。チタンの蒸着塗装は、ご覧の通り、それだけで特徴的な色合いになります。そのため、ベース色を活かしたいケースでお選びいただくことが多いです。
塗装技術の高さが当社の強みです
上記の写真は、グラスの底面にのみ蒸着塗装を施したものです。
一般的に、蒸着塗装では境目を綺麗に仕上げるのが難しいとされています。底面とサイドとを別工程で行うため、ふちの部分が綺麗に仕上がらないケースが見られるのです。
しかし、当社では写真のようにふちの部分まで綺麗に仕上げることができます。
こちらは樹脂に蒸着塗装を施したものです。
軟質系の素材のものは、写真のように塗装後に曲げると、塗料のひび割れや剥がれにつながるおそれがあります。しかし、当社では独自ノウハウの蓄積により、塗ったあとに曲げても塗装に影響が及ぶことはありません。
舞台小物やコスプレグッズなど、軽い素材のものに蒸着塗装を施すことで、金属の重厚感を演出することもできます。(例:プラスチック製のかんざしに蒸着塗装を施して金属に見せるなど)
ご注文の流れ
お客様からのご注文は、オーダーメイドにて承っています。
まずは打ち合わせでご注文内容について具体的なイメージをお伺いします。参考資料として画像資料などをご持参いただければ打ち合わせがスムーズに進みます。弊社でもサンプルをお見せしながらお客様と一緒に完成品をイメージしていきます。お客様のご要望に応え、イメージしている製品を忠実に再現するよう努めてまいります。
詳しいご注文の流れはコチラをご参照ください。
まずはお気軽にご相談ください
食器類にかかわらず、ホビー用品や家具、スポーツ用品などについてもオーダーメイドにてご注文を承っています。色の塗装だけでなく、防水性や抗菌性など、機能性を高める塗装技術もございます。「こんなこともできる?」といったご質問でもお気軽にご相談ください。